取引を開始するときに準備するもの｜西宮の行政書士なら行政書士ウテビ事務所

＊起業後まもないお客様や起業をお考えのお客様へ

　起業後まもないお客様の場合は、まずはお知り合いの方と取引されるケースも多いかと思います。その場合、取引金額が少額のケースも多いかと思います。

　このような場合でも、「契約書」や「注文書と注文請書」といった書類を準備することが非常に重要です。

　「契約書」や「注文書」に取引条件（金額、数量、納期、支払期限など）を記載しておきませんと、のちのち「言った言わない」の状態になりかねません。

　まして、お知り合いの方と取引されるケースでは、のちのちそのお客様とのご縁も続くはずです。お客様ご自身や取引相手の方がそれぞれ言い出しにくく、

　モヤモヤする状態であれば、まずは「契約書を準備しますので、ご確認ください！」というところから交渉条件のすり合わせをすれば、スムーズに進むと

　思います。

＊すでに事業を開始されているお客様へ

　すでに取引が始まっている案件で、取引条件に変更が生ずる場合は覚書など、変更内容を記載した書面を作りましょう。「書面がなくても、日々のやり取りの中　

　で特に問題が起きていないから大丈夫」という認識では危険です。問題が起きたときに「書面が残っていない！」という状態が危険なのです。

　また、取引開始時に抽象的な契約条件しか決まっておらず、型通りの一般的なひな型で契約書を締結していた場合、取引が進むにつれて、取引内容と契約内容

　が合っているか確認しましょう。もしも、実情にそぐわない契約書を締結しているのであれば、契約書を新たに締結し直すこともお考えください。従前の契約書

　をベースに現在の契約条件を反映した契約書を作成することも可能です。

＊新規事業をお考えのお客様へ

　新たな自社商品やサービスをご検討されているお客様は、商品の仕入れ先やエンドユーザーとの契約書や利用規約などのご準備が必要になってきます。

　インターネット上で取引をする場合は、「特定商取引に基づく表記」やプライバシーポリシーなど用意すべきデータがいくつも生じます。

上記がそれぞれのお客様のフェーズに合わせたデータの一例ですが、これらの書類作成はそれぞれのお客様の取引内容に応じたものを反映させた内容にしなければ、無意味な書面になってしまいます。

当事務所では、企業の法務部勤務経験を活かして、取引内容を丁寧にヒアリングさせていただいた上で、契約書をはじめとするデータの作成をさせていただきます。